2026/02/06
新潟で開催された第68回日本歯周病学会学術大会に参加しました。
大会テーマは「国民のための歯周治療とその未来」であり、歯をできるだけ残し、治療による身体的・心理的負担を可能な限り抑えることの重要性が、さまざまな発表を通して示されていました。 歯周治療では、新しい治療技術や材料が注目されがちですが、原因を除去し、口腔内環境を整える、という基本的な考え方は不変です。
また、重度歯周炎に対しても、近年は低侵襲で安全性の高い外科的術式が発展しており、術後の早期回復や長期的な予後の改善につながることが示されています。 特に高齢の方や、糖尿病・心疾患などの全身疾患をお持ちの方に対しては、全身状態を十分に考慮した治療選択を行うことが大切です。
今回の学会を通じて、当院が大切にしてきた「できるだけ歯を抜かないこと」「患者さんの負担を抑えた治療を行うこと」という考え方は、今後ますます重要になると再確認しました。
今後も日本歯周病学会および日本臨床歯周病学会の認定医として、最新のエビデンスを踏まえた歯周治療を心がけていきます。



