2025/01/08
毎年、当院のスタッフと一緒に臨床歯周病学会の年次大会に参加しており、今年で2回目となりました。
この学会は、開業医の先生方が中心となって構成されており、講演内容は日々の診療に直結するものが多いのが特徴です。
そのため、歯科医師だけでなく、歯科衛生士やコーデンタルスタッフ(歯科医師や歯科衛生士と協力して診療をサポートするスタッフ)にとっても、実際の治療に役立つ貴重な情報を得ることができます。歯周病について深く学びたい歯科業界の方々には、ぜひ参加をお勧めします。
今回の学会で、私が特に印象に残ったのは「3度の分岐部病変の治療」に関する講演です。一般的に治療が難しいとされていますが、治療が成功するケースもあることが分かりました。
※分岐部病変:歯の根管分岐部(歯根の分かれる部分)に発生する病変です。この部分は、歯周病になると骨を再生するのは難しいとされています。
臨床歯周病学会の参加を通じて、日々の診療に役立つ新しい知識を得ることができました。
今後も学会に参加し、最新の治療法を学び、患者さんに最良の治療を提供できるよう努めてまいります。